Coffee Break Script

いわゆる息抜き。

TeXに行番号をつけるTips

レギュレーションとして強制されていることもあるけど、自分は査読に出す論文には必ず行番号を入れることにしている。

共著者や査読者が「何行目のここが〜」と指定しやすいし、自分も「何行目にこう書いてて~」とリアクションもしやすい。

TeXのよくあるディストリビューション(奥村先生の美文書本の付属CDとか)を入れている人は、おそらくlineno.styというパッケージが入っているはずで、これを使えば基本的にOK。

しかし、数式の入った段落では不具合が生じるらしく(追記参照)、プリアンブルにおまじないが必要になる。 とりあえず次のコードをプリアンブルにコピペしておけば万事解決。

■追記(2018/5/23)

不都合というのは「数式に行番号が振られない」ということです。通常は数式には別途数式番号が振られているはずなので、地の文はlineno.styによって振った行番号、数式は数式番号をそれぞれ使えば指示箇所を一意に定めることができるはずです。

ですので、それでも特に不都合ではないよという人は下記のようにシンプルなプリアンブルで事足ります。

% line numbers
\usepackage{lineno}
\linenumbers

追記以上。